Docurain Labo

Docurainサービス開発日記

PDFとExcelのセキュリティ関連機能が追加されました

帳票開発の現場では、

  • システムから出力したあとに利用者が編集するのでExcelで出力したい
  • システムから出力したあとは編集させたくないのでPDFで出力したい

という正反対の2パターンの要望をよく聞きます。

DocurainはExcel、PDFどちらの形式でも出力が可能ですが、「編集させたくない」という用途ではちょっと機能不足な面がありました。

「編集させたくないのでPDFで出力したい」というのは、正確には誤りです。Adobe AcrobatなどのPDF編集ソフトウェアを使用すればPDFの編集は可能です。フリーソフトでもいくつか簡単なPDF編集が行えるものはありますね。ですから、「出力された帳票はExcelファイルを編集するのと同じような気軽さで編集して欲しくない」という用途ではこれでいいと思うのですが、「絶対に編集するのは禁止」という場合には対応できませんでした。

が、今回の機能追加でそのような要望にも対応できるようになりました。

Docurainで出力ファイルを保護する方法

テンプレートにセキュリティ設定を追記するだけです。

f:id:withpop:20200228092345p:plain

#BOOK_PASSWORD の第一引数は閲覧パスワード、第二引数は編集パスワードになります。Excel出力時もPDF出力時も有効です。編集パスワードだけを指定することもできます。 #PDF_PROPERTY はその名の通りPDFの属性設定で、

  • 「印刷」の可否
  • 「劣化印刷」の可否
  • 「文書の変更」の可否
  • 「文書アセンブリ」の可否
  • 「内容のコピー」の可否
  • 「アクセシビリティのための内容の抽出」の可否
  • 「注釈」の可否
  • 「フォームフィールドの入力」の可否
  • 暗号キー長

を指定できます。上記の例は印刷禁止、編集禁止ですね。

PDF出力してみる

今回使用するテンプレートとJSONはこちらです。

まずはPDFファイルで出力してみましょう。

f:id:withpop:20200228092930p:plain

Acrobatで開くとこのようにパスワードを要求されます。

f:id:withpop:20200228093027p:plain

Chromeで開くとこうなります。

パスワードを入力すると閲覧できます。

f:id:withpop:20200228093127p:plain

では続けてAcrobatで編集してみましょう。すると、またパスワードを要求されます。

f:id:withpop:20200228093226p:plain

編集用パスワードを入力すると編集できるようになります。

f:id:withpop:20200228093524p:plain

Acrobatから文書のセキュリティ情報を見てみました。指定したとおりに印刷が禁止されています。

f:id:withpop:20200228093716p:plain

メニュー上では「印刷」がグレーアウトして印刷できないようになっています。

f:id:withpop:20200228093901p:plain

Excel出力してみる

では次にExcel出力してみましょう。

f:id:withpop:20200228094158p:plain

出力したExcelファイルを開くとパスワードを要求されます。ここで設定した閲覧用パスワードを入力すると、

f:id:withpop:20200228094343p:plain

このように続けて編集用パスワードを要求されます。ここで「読み取り専用」で開くと、Excel上での編集は可能ですがファイルへの保存は出来なくなります。

まとめ

というわけで、今回の機能追加によりかなり細かく出力された帳票のセキュリティ設定が可能になりました。

これで、「出力された帳票を(Excelで)編集したい」「カジュアルな編集を防ぎたい」「絶対編集するのはダメ」すべてのパターンにDocurainは対応できます。

これらすべての要望を、ここまで簡単に対応できる帳票ソリューションはDocurain以外にありません。 もし気になった方は登録して触ってみてください。無償でトライアルできます!